前立腺炎を患うと早漏になることがある

男性の約半数が一生のうちで一度は経験するといわれている前立腺炎は、男性にとっては非常に身近な病気だといえます。
前立腺炎とは、その名の通り、前立腺部分で炎症が起こるものでその多くは細菌感染が原因で引き起こされます。

前立腺はその構造上、尿道と繋がっているため、細菌感染の多くは尿道伝いで起こります。
具体的な症状を上げるとすれば、尿道痛や残尿感、排尿時の違和感などが挙げられます。
症状の多くが排尿時のタイミングのものばかりで、急性の炎症の場合には痛みや違和感がより顕著にあらわれます。

排尿時の違和感、尿道痛などの症状を挙げると、時に前立腺がんなどの病気も候補として挙げられます。
前立腺炎はその多くが命の危険とまではいかない症状ばかりですが、前立腺がんの場合は違います。
初期症状としては非常に似ている部分もあるため、不安を感じる場合には検査を受けてみるのもおすすめです。

とはいえ、前立腺炎が若い年代に多いのに対して、前立腺がんは比較的年齢を重ねた年代に多い傾向があります。
年齢だけを過信して油断するのはいけない事ですが、世代によって発症率が異なってくるという点だけはしっかり押さえておくといいでしょう。

こうした前立腺炎はその原因が細菌感染、射精時や排尿時などに細菌が患部に入り込むことで感染していきます。
予防自体が非常に難しいことではありますが、この症状は時に早漏を引き起こす可能性もあるため注意が必要になってきます。

というのも、こうした前立腺部分での炎症が起こると、患部に常に刺激が加わった状態が引き起こされます。
つまり、性行為の際にも過度の刺激が男性器に伝わり、結果として早漏へと繋がってしまうわけです。
こうした現象は包茎手術の後などにも見受けられます。

手術による刺激、さらには術後の細菌性の炎症が引き起こされた場合には男性器への刺激が慢性的に起こります。
結果としてこれが早漏の原因にもなりますし、射精が普段よりも早まる恐れも出てきてしまいます。

前立腺炎になりやすい世代と気を付けるべきこと

細菌性の前立腺炎はいわゆる急性のもので、先に挙げたように比較的若い世代が感染しやすいといわれています。
もちろん、年齢を重ねてからでも感染する可能性がないわけではありませんが、早漏防止のためにはこうした感染を予防することも大切です。

また、前立腺炎を発症したからといってすぐに早漏治療をするのはおすすめできません。
早漏を早く治そうというのであればまず、前立腺の炎症を治すのが先決です。
急性の炎症だけでなく、その原因が慢性前立腺炎の場合、患部への刺激が症状の悪化につながります。

例えば、長時間のデスクワークや自転車の運転など、患部に直接的な刺激が加わり続ける環境は治療に向いていません。
必要に応じて円座などを用いて刺激を和らげること、そして何よりも体調管理を徹底して免疫力自体をアップさせていくことが大切です。

一見関係ないような思われることでも、体全体を健康な状態にすることで炎症を抑え、結果的に早漏の対策につながることもあります。
まずは身近な健康法から試していくこと、そして、前立腺炎の治療が終わった段階で早漏の対策を打っていくようにしましょう。

前立腺炎の治療には主に抗生剤が用いられます。
投薬治療が用いられることもありますし、点滴で薬剤を体の中に入れていく方法もあります。
一般的には治療を場締めて2週間程度で症状は改善されていきますが、場合によっては症状が慢性化して1か月以上投薬治療が続くこともあります。

どちらにせよ、痛みも強く、時に日常生活にも支障をきたすことがある前立腺炎です。
早め早めに治療を始めて対処していくことが大切です。
早漏対策の一環としてはもちろんですが、まず健康のために治療はしっかり受けるようにしましょう。